HTML5 or Flash いずれにせよ。

発売前に何度もリークされながら、“まだ誰も見たことのないデザイン iPhone 4”が発売された。その機能もデザインもすごいけれど、わたしは今日(6月8日)からダウンロード開始された「Safari5」に注目した。そのワケはAppleのプレスリリースの次のラインにある。

Safari5には、ウェブデベロッパがメディアリッチな体験を創造するのに不可欠な多数のパワフルなHTML5機能が内蔵され、これにはHTML5ビデオのフルスクリーン再生やクローズドキャプション(字幕)機能なども含まれます。
新登場のSafari Developer Programは無償プログラムで、デベロッパがHTML5、CSSS3、JavaScriptといった標準的なウェブテクノロジーを使って機能拡張を開発し、Safari5をカスタマイズまたは機能向上させるものです。
引用元

ふむ…と今日iPadで観たあの“デモページ”を、MacBookでも観るためにもSafari5を入れた。

【HTML5デモ画面効果】

この“HTML5 and web standards”と題されたデモページ、確かに見応えはある(狐じゃだめ。Safari5じゃないと動かないよ)。


ビデオはウォルトディズニーの新作映画を映しながら“ウェブページの中で動画をインテグレートできる”、リサイズ、音声のみなどの豊かな表現がある。タイポグラフィの表現力も高い。サイズやフォントの変更が自在だし、色や透明度、回転も自在。


トランジションはパワーポイントのページめくりのように画像が消えたり、回転したりができる。そして“3Dオーディオ”、画像の360回転、VRではインテリアなどを360度シームレスに魅せることができる。実体験はデモサイトへGo

【HTML5 or Flash】
HTML5が実現する動作、たしかにすごい。だがこれはもちろんFlashへのアンチテーゼでもある。“Flashなんて不要”という主張が伝わるジョブスのコメント“Thought on Flash”が至るところに散りばめられている。

Flashは重いし、原ページへの戻りボタンがよくないし、第一フラッシュだぜ!まいったかというのが鼻について嫌いだ。かといってHTML5でそれが無いか?と言われると、ちょっとわからないけれど。


Flashにできる・HTML5にできる・両方できる”の図、わたしのごときシロートにはすべてわからないが、表現力を比較するとFlashに分があるように見える。歴史が長い分、技術も人材も成熟している。難点は非標準インターフェースや1社独占という点だろうか。

ただHTML5のデモも(現状は)Safariのみで再現という“1社独占”なので、非オープンなのはどっちもどっち。詳しくは「Flashだとここまでできる! HTML5とFlashの機能比較」を参照。なおHTML5は、2012年3月頃に正式に勧告されWeb標準となるとされる。

【いずれにせよ】
その行方はどうなのだろうか?iPadやiPhone、追随するスマートフォンやスレートPCに影響するだけでなく、その背後にいる何千万人以上の、ソフトウエアデヴェロッパーに影響する。その会社の経営判断に影響する。

歴史を振り返れば、実は技術力ではなく、マーケティングやパブリシティのうまさで決している。ある時点までに、iPad & iPhone4をどれだけ売りさばかれるかで決する。あれ、それって、あのマイクロソフトが歩んで来た道じゃない?というような匂いがするだけだが…。

HTML5 or Flashいずれにせよ、わたしはこの行方を中小企業の社長にわかることばに翻訳したい。なぜならiPadで企業メディアはガラリと変わる。経営への影響はでかいから。

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