ポメラ=メモとは考える道具なのだ。

キングジムの『ポメラ』が廉価バージョン『DM5』を発表。今どきの低価格・低料金という縮み志向の日本人に逆らわず、機能を落してマニアから新規ユーザー開拓へ、リ・ポジショニング。マーケティングの王道ですね。ビジネスメディア誠の吉岡編集長のイチオシコラムが記憶に残るし、わたしも支持します!とブログに書いたけれど、まだ買ってません(すみません)。


ポメラを考えると、“メモの本質”に突き当たる。画像引用元

【cotobaのペダル30. ポメラ=メモとは考える道具なのだ。】
キングジムは(2010年)2月17日、デジタルメモ帳「ポメラ」(pomera)新機種「DM5」を3月9日に2万790円で発売すると発表した。初代機より約3割価格を抑え、柔らかいイメージの色やデザインを採用。女性や20代前後の若年層をターゲットに顧客層を広げる狙いだ。引用元


メモ機なのかメモ・デバイスなのか、はたまたメモネットワーク機器なのかメモマニア・文具マニア・デジタルマニアが論じ合い、書くことを生業とする記者やライターや作家や日記家はほめたりけなしたり推したり、ポメラをめぐる「ありたい姿」の過去2年の語り合いすごいものがあった

こんなに語られる文具ガジェットって過去10年ナンバーワン。それだけでもキングジムの企業ブランドバリューを上げた。それも本質的なところで上げた。開発者は将来の社長になる。いやそうしなさい(と、わたしが決めることじゃない_笑)

初号器の『DM10』、能力アップの『DM20』、そして『DM5』と、高機能版から普及版まで展開。実売はDM10が15,000円、同20が23,000円で、DM5は10の後継でもあるだろうから、15,000円見当だろう。メモとしては高いがPDAとしては安い。うまい値付けである。

【書くというインターフェース】
新バージョンの発表で感じたことひとつ目は「インターフェース」である。

これはわたしのコクヨの測量野帳。ブログやエッセイはもちろんキーボードだが、そのベースとなる骨子はメモに手書きする。およそ世の中のメモというメモを使い倒したわたしが到達したのが野帳である。タテ(165mm)ヨコ(95mm)という、メモには大きくノートには小さいサイズ。片面は1日の日記や観察に絶妙。見開きはその思考が拡張したときにぴったり。

メモ帳の価値基準には、サイズや紙質や綴じ形式などあるが、究極の良し悪しとは手や指が「どう楽ちん配置できるか」にある。野帳のサイズの絶妙さは、メモの黄金比率にあると言っていい。


これはDM20)ポメラのキーボードサイズ(240mm×80mm程度)にもギリギリの美学を感じる。画面もミニマムである。支持されるメモ帳とは、フィンガー・ハンド・アーム、そして目線の統合インターフェースが良い。書きたくさせる美学がある。

【ネットを見ずに、自分の想いを書こう】
感じたふたつ目。メモのとき「ネットにアクセスすべきか?」ポメラは今のところできないが、してほしいという声はある。わたしはそれは「ありえない」と思う。

ネットでわたしが嫌いな表現。「それは知っている(古いよ)」「お前そんなことも知らないのか。それはここに書いてある(とURLを示す)」。知っていることが最上級の価値があるのですか?知っているか知らないかなんて、ノートを写す大学生レベル。もっと頭を使ってほしい。画像引用元

文を書く時はネットから自分を切り離して、自分で考えて書いてほしい情報収集はいいよ、もちろん。でもオリジナルなブログやエッセイを書きたければ、ネットは見ないこと。わたしは原稿を書くときはネットも見ないしメールもしない。

おまけです。AppleのiPadがシングルタスク機能(メモはメモ、ネットはネットで同時にできない)なのは、iPhoneと同じく、それぞれの機能をアプリで外部開発してもらいたいから(結合すると開発がたいへん)。と同時に「Pad(メモ)なんだから、メモ作業に特化せい」というメッセージだと思う。メモとは考える道具なのだ今日は以上です。

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