ベーシック文具から漂う色欲

最近数ヶ月、鉛筆を愛用している。ワケは最もベーシックな筆記具だからだ。手元から原点に立ち返ろう。そんな気持ちから、鉛筆、鉛筆キャップ、鉛筆削り、付箋紙、ペンケースを持ち歩いている。


鉛筆は無印良品の『HB・6本入』。無着色の素朴さがいい。6本入り126円。鉛筆削りはステドラー(1穴)、294円。価格もベーシック。ペンケースはリサイクルショップで買った“サングラスケース”である。若干ぼくらしいのは、デッサン用鉛筆をチラっと入れている点かな。スケッチするわけじゃないけれど色のアクセント。メモに起伏をつけられる。

さあて、幾つか気になる文具を探してみましょう。

1つの芯が赤・青・黄・緑に分かれていて、デッサンなどに使えばとても楽しいです。引用元=フライハイト

ドイツの筆記具LYRA(リラ)は芯が4色。削ったカスも綺麗でしょう。木の質感も良さそうだし、太い(φ11mm)のが書きやすそう。1本=283円という価格(確認してください)は高いけれど惹かれる。

全体がマーブルの芯で出来ていて、コーティングされている部分も鮮やかなマーブル模様になっています。通常の鉛筆削りをご使用いただけます。引用元=フライハイト

チェコの『KOH-I-NOOR コヒノール マーブル色鉛筆』は可愛い。いろんな色が楽しめる。持つ角度を変えると色が変わる。これは楽しい。たぶん3本入りで294円(問い合わせてほしい)。

鉛筆削りのコンセプト『twist』は果たしてちゃんと切れるだろうか?切れるのなら、史上最大のシンプルな鉛筆削りとなるでしょう。


消しマニブログ』で紹介されていた“ブーツキャップ消しゴム”(ミツカン製)は現在出回っていないようだ。とても残念でならない。当時(いつ頃かわからないけど)5本入り50円で売られていたようだ。


これも今手に入るかわからない。『三角消しゴムキャップ』はキャップと消しゴムの機能をひとつにしたものだ。これも欲しいなあ。


これは好き嫌いが分かれます(笑)。『ホットドック型のペンポーチ』はメイドインUSA。ホットドックじゃなくてチリドックにも見えますね。693円なら即買いか。

ぼくがそもそも鉛筆を使うようになったきっかけは、取材先(京都)にお気に入りの多色ペンを忘れてきたこと。忘れた場所も覚えていて、帰る間際に問い合わせた。その人は「預かってますよ」と言って「あの担当スタッフの処にある」と指差した。ところがそのスタッフに訊くと「預かってません」と言うじゃないか。キツネにつつまれた。まあ忘れるヤツが悪いと思ってあきらめた。

でベーシックに帰ったわけだが、こうして見ると、ぼくのようなヤツは「ベーシックに生きたい」と言いつつ「」を求めている。現に、化粧気のないソトコト女子も良いけれど、お化粧がキマたった和服女性も好きだ。

鉛筆のモノクロ世界に、ヒラリと派手な“色”があればいいと思う。ベーシックな機能だけじゃくて、先進機能を求めたい気持ちもある。

消費者は、モノを買わないと言われて久しい。ベーシックなモノ、生き方、ライフスタイルを求めるようになった。だがその根っこには「色欲」がある。それが人間である。ベーシックと同時に、ハードな色を求める心が同居している。こんなところにもデザインのヒントがある。

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