ここ数年、複数の仕事を掛け持ちしている。ライター、コンサルタント、そしてクリエイティブ事業家。仕事の切替えはたいへんでしょう、と誰も慰めてくれないで自問自答すると、あんがいそうでもない。なぜならたいてい今日はコンサル、明日はライターなど決めているから。午前と午後で分けることもあるけど。
むしろ間違いやすいのが“荷物”ですよ。ノートの持ち忘れ、データの置き忘れなどたびたびある。そんなときに良さそうなのがサンワサプライから新発売の『ガジェットバッグ』。あれこれ用品やパーツを面ファスナーで付け替えできるのだ。
【cotobaのペダル44.ひと主体の商品化発想】

●9種類のガジェット用ポーチをパソコンバッグに貼り付けて自由にカスタマイズできます。●パソコン向け周辺機器を収納できるガジェット用ポーチ付属のキャリングバッグです。ポーチはサイズ豊富でマウス、デジカメ、音楽プレーヤー、iPhone、iPodなどの小物を収納可能です。●ガジェットポーチは面ファスナー式で取り外しが可能です。利用シーンに合わせて選択できます。引用元
15インチ・ノートPCを収納するキャリングバッグに、付属グッズ収納ポーチをポコポコ付けられるのだ。中身はデジモノじゃなくて化粧ポーチもよし、折り畳み傘入れもいい。「ここまでやるのか」がストラップ取り付け可能なポケットケース。

デザインの好き嫌いはあろうが、あっぱれの発想商品。9,800円という価格も実にがんばっている。久々ヒットじゃないでしょうかサンワサプライさん。
【ナカバヤシのスイング】
サンワサプライのガジェットバッグは持ち物の“組み合わせ”発想。文具のナカバヤシの『スイング・ロジカルノート』は“はさみこむ”の実用発想がすばらしい。
切符やカード、レシートにメモなど、こまごまとしたものもなくさずに一緒に持ち運びでき、移動する先々でノート記入ができます。カバーには、ファスナーポケットが1箇所と大きさの違うポケットが3箇所、筆記具を携帯できるペンホルダーも付いています。これ1冊で移動授業や打合せなどに、便利に使えます。引用元

みなさん、ノートに何でも挟んだり入れこむクセ、ありませんか。次の画像はわたしのふたつのナマノートでして、トコロカマワズ挟みこむクセあり。ノート膨らみ挟みこみ散逸す。ノートかスクラップか判然せず。となりがちなのである。480円(税込504円)〜1,100円(税込1,155円)。

フォトクラフト作家のmiwaさんの『オリジナルノート作り』ワークショップに参加したことがある。「自由にノートを創りましょう!」がテーマ。書き込みの白紙ページだけでなく、異サイズ用紙や封筒や写真など好きにセットして、ひとつのノートに仕立てる。自由さが楽しい。
【仕草や習慣の根っこにこそヒントあり】
日本のフツーのノートは「書く=学習=整理」テーゼに呪縛され過ぎている。ノートをリラックスさせてあげるといろいろ発想が広がる。バッグもさまざまなモノを詰め込みすぎている。モノを随時必要なものだけにスイッチさせてあげると(重いバッグで)肩こりも減る。
ふたつの新製品に共通すること=「誰でもやっていること」への気づき。誰もが100円ショップのケースでモノを小分けしてバッグ移動する。誰もがノートに配布書類を挟む。人の自然な動作や行動から、自然に商品化した。その気づきこそマーケティングや商品開発の根幹でしょう。